【アプリ制作未経験が、液状化アプリを作ったら?】
第1弾 液状化アプリ 使い方ガイド

こんにちは、DobokuLab 1期生のはたはたです。

今回から連載形式で
【アプリ制作未経験が、液状化アプリを作ったら?】
をお届け!
私とDobokuLab 1期生 水谷さんが交互に記事を書いていきます!

今回は液状化アプリを実際に動かしながらアプリの使い方をご紹介したいと思います!

 

アプリ作成にあたって

実際にアプリに触る前に、このアプリ全体の仕組みについて簡単に説明したいと思います。この液状化アプリ制作は顧問として㈱ささこうの笹澤さん、フロントエンドをDobokuLab 1期生の水谷さん、そしてバックエンドを私が担当致しました。

フロントエンドとバックエンドの違いについてWEB STAFFでは次のように述べられています。

フロントエンド:アプリケーションで直接ユーザーの目に触れる部分のことです。WebサイトやWebアプリケーションなどでユーザーが文字を入力したり、ボタンをクリックしたりする部分や、バックエンドのソフトウエアと直接やり取りをする部分のことを指す。』1)

バックエンド:ユーザーが入力した内容などのデータ処理やデータベースへの保存、検索結果の出力といったことを行います。ユーザーからは見えない後方の部分の処理を担っていることが、バックエンドと呼ばれている理由です。』1)

 

バックエンドは皆さんが想像されるプログラミングに近いかもしれません。液状化の判定を数式化して、複数の条件から自動的に計算できるようにします。Excelで言えば、sum, average, if 等の関数を用いて計算することにかなり近いと思います。

アプリ画面の作り方などについてはDobokuLab 1期生の水谷さん作成の
【アプリ制作未経験が、液状化アプリを作ったら?】
連載記事をぜひご覧ください!

液状化アプリ画面の作り方!
フロントエンド担当 水谷さんによる液状化アプリ解説 & 制作秘話!

今後、バックエンドや液状化の仕組みをご紹介したいと思いますのでお楽しみに!

アプリを使ってみよう!

では、サンプルデータを用いてアプリを触ってみましょう! 今回はデータの入力方法に焦点を当てます。

サンプルデータはこちら!!

液状化判定を行うためには次の4つの情報が必要です。

①、②、③、④はアプリ上部に書かれている番号に対応しています。一つずつ見ていきましょう!

 

① 地震波

まず、液状化を引き起こす要因となる地震波の入力を行います。様々な波がありますので自由に選んでみましょう。選んだ波はグラフとして表示されます。

 

② 地盤情報

次に、調査地点の地盤に関する情報を入力してみましょう。地下水位、湿潤単位体積重量の二つがあります。

地下水位… 地表面を基準としたとき、地下水が存在する場所までの深さを指します。今回の場合、地下へ1.26 m掘ると地下水が染み出てくるということです。

湿潤単位体積重量自然状態における土の密度のことです。地層厚によって特定の地層の厚さを調整することも出来ます。

例えば、下図のような地盤の場合には次の表のように入力すればOKです。

 

③ 液状化を判定する深度

液状化を判定する深さを決めます。② 地盤情報がある範囲内で自由に入力してみましょう。

 

③ 土の繰返し非排水三軸試験

液状化を調べる際に重要となる実験です。
応力振幅比Rには繰返し応力振幅比、載荷回数Nには軸ひずみの両振幅が10%に達した時の載荷回数を入力します。

 

何言っているのかさっぱり分からねぇと感じる方もいると思いますが、後日丁寧に解説しますのでそんな情報が必要なんだ程度の理解で問題ないです。アプリにはすでに情報が組み込まれているのでふーんと思いながら右下のボタンを押せば、結果自体は出ます。

 

④ 液状化判定

液状化判定が出ます。ここで重要になるのは液状化抵抗率FLです。

鉄道総合技術研究所によりますと、
原位置試験あるいは室内地盤材料試験から求められる液状化強度比Rと、地盤の動的応答値から各土層の地震時最大せん断応力比Lを比較します。液状化抵抗率FL(= R/L)が1.0未満の土層については液状化するものとするとしています。2)

つまり、液状化抵抗率FLが1よりも小さいほど液状化する可能性が高くなると言えます。判定結果だけではなく、液状化抵抗率FLにも注目してみてください。

 

※スマホでアプリを使用した場合、液状化抵抗率FLは画面に出てきませんのでご了承ください。

 

まとめ

今回は液状化判定アプリの使い方についてご紹介しました。今後、水谷さんと液状化やプログラミングに関する様々な情報をお届けしますのでよろしくお願いします。
次回は制作秘話についてお伝えできればと思います。

 

参考文献

  1. WEB STAFF:「フロントエンド」と「バックエンド」とは?意味の違いとエンジニアの仕事,<https://www.webstaff.jp/guide/trend/フロントエンドとバックエンドとは/>,(入手 2020.09.05).
  2. 鉄道総合技術研究所:鉄道構造物等設計基準・同解説, pp. 55-56, 丸善出版, 2012.9

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です